2020年も残すところあと僅か。
今年は本業、複業、私生活と価値観が大きく変化する出来事ばかりでした。
改めて振り返ってみると、「本当にいろいろなことにチャレンジした一年だったなあ」としみじみ。
かなり時間の制約がありましたが、その時自分が出来ることに精一杯チャレンジしてきました。
- 現在37歳
- 妻と息子の3人暮らし
- 息子は5歳で共働き
- 土日は妻が仕事なのでワンオペ育児
- 平日は本業の帰宅が20時過ぎ
こんな時間の少ない状況でも、時短をしたりスキマ時間を活用しながらチャレンジを続けることができました。
多忙な本業をこなしながら、それでも継続することができたのは、ひとえに家族やフォロワーさんが応援してくれたおかげです。
そんな感謝の気持ちを感じつつ、さっそく振り返ってみたいと思います。
1月〜4月:転職活動を通して自分を見つめ直す時間
1月から3月は自分の市場価値を測るのと、自分の価値観の見つめ直しに時間を使いました。
主に行動していたことは以下の2つです。
- 転職活動
- ひたすら自分と向き合う
特にこのひたすら自分と向き合う作業が、本当にしんどかったです・・。
転職活動に挑戦
仮面ライダーブログを1年運営してきたので、それを付加価値として新しい働き方ができないかと考え、転職活動を始めました。
本業の成果がなかなか評価に結びつかないというモヤモヤを感じていたのもきっかけの一つですね。
転職活動をする上で避けては通れないのが、「職務履歴書」や「キャリアシート」の作成。
転職活動に向けての職務履歴書なんて十数年ぶりに書きました。
圧倒的にキャリアが長い本業なのに、中身や想いがスカスカすぎて書くことに苦労するという事態に(笑)
たった1年のブログ運営の方が書けることが多かったので笑えました。
今思い返すと、この職務履歴書を書き上げる過程が、今後のチャレンジ精神や価値観の発見に大きく影響する作業だった気がします。
2週間ほどかけてエージェントの方と話し合いながら作り上げていったのですが、いかに自分視点ばかりで物事をみていたのかを思い知らされました。
エージェントと対話することで、自分の良い点悪い点がはっきりと浮き彫りになる上に、それをはっきりと指摘してくれるという濃厚な時間を過ごせたように思います。
転職実現ならず
転職活動は3ヶ月の期間続けましたが、結果失敗に終わりました。
マーケティング関連の職種などを探してみたのですが、36歳で未経験での採用はほとんどありませんでした。
不採用通知の連続に精神がすり減るなか、自分の価値観を模索するなどの作業が予想以上にしんどかった。
それでもこの転職活動のおかげで、少しづつを客観的に見ることができるようになりました。
- できること
- 求められれていること
- やりたいこと
- なすべきこと
自分の役割というか人生論になっちゃうと思うんですが、「今後どうやって生きていこう?」とか、「どんな最後を迎えたいのか?」みたいなことまで本気で考えていました。
ちょうど自粛期間も重り、本業の時間に隙間が空いたことで、じっくりと向き合えることができたことも大きかったですね。
このあたりで、自分の価値観の骨子のようなものが固まった気がします。
応援しているフォロワーさんからパワーをもらう
こういった「自分を見つめ直す」って大事だと思うんですけど、やりすぎるとネガティブな方向に行きがちなんですよね。
ここで自分を前向きにしてくれたのが、応援してくれるフォロワーさん達の存在。
応援してもらったり、同じように頑張っている人を応援したり。
本当に辛かった時期だったので、本当に心の支えになりました。
自分の転職活動の失敗や様々なチャレンジをツイートすることで、誰かを励ますことができるということを肌で感じた時期でもありました。
Twitterのフォロワーさんの中に現実と同じ「暖かさ」を感じるようになったのもこの時期からでした。
5月〜8月:環境を変えるための行動開始
5月から8月はインプットと環境を変えるための時間に使いました。
特に大きかったのはお金の勉強。
お金の知識を猛勉強
自分の価値観から導き出した答えは「家族との時間を作ること」と「選択肢を多く持てるようになること」の2つでした。
そしてその実現には「お金」は切っても切れない大切な要素。
そこで有名なリベ大の両学長のサイトで、お金についての基礎を勉強しました。
今の自分が知りたかった情報が、ぎっしり詰まっていました。
その中で、特に大きい出費から改善していくという言葉に感化され、主に実行したのは下記の3つ
- 家賃を下げる
- 不必要な保険の解約
- 楽天経済圏への移行
- iPhoneSEを一括購入して格安SIMへ移行
家賃を下げるため引っ越しを決意
まずは大きいところから削っていくという覚悟のもと、妻の実家に住むことに決めました。
これはいろいろな偶然が重なったから実現できたことですが、価値観が固まっていなかったらこの選択肢すらなかったかもしれません。
節税について猛勉強
さらに税金の勉強をするなかで、改めてサラリーマンは節税をすることが大切ということを痛感し行動を開始。
- つみたてNISA
- ふるさと納税
出費が減った分を、貯蓄と節税にフル活用してお金が溜まっていく仕組みを構築しました。
その他にもクレジット決済やポイントの有効活用、投資を始めたりと少しづつ勉強と実践を始めました。
今年は仕組み作りに時間を割いたので、実際には来年から効果が現れる予定です(楽しみ)
振り返るとこの時期はお金と投資の勉強に没頭していました。
そんななか、アップデートでブログ界隈がざわつく
各界の自粛ムードに追い打ちをかけるように、グーグルのアップデートが開始。
自分も見事に被弾。
さらに元々強かった企業サイトが更に強くなり、全く太刀打ちできない状況になりました。
かなり大きなアップデートだったため、ブログ界隈に動揺が広がり、ブログに関して悲観的な意見が多く見られるようになった時期でした。
自分も変化に合わせて考えなくてはいけないと思い、自分の持っているスキルを棚卸しすることに決めました。
9月〜12月:自分のスキルの棚卸し計画開始
グーグルアップデートの影響もあり、ブログへのモチベーションが少し低下していたので、自分の持っているスキルをもう一度見直そうと決意に燃えた期間でした。
そこで自分を発信できる新しいブログ「ソラノグラフィック」を開設しました。
クラウドソーシングサービスを始める
さらに本業で培ったPhotoshopの技術を活用しようと「クラウドソーシングサービス」で仕事の受注を開始しました。
初の受注案件はココナラで、初めて自分のスキルでお金をもらうという体験をしました。
さらに続いてクラウドワークスでも受注することができました。
このように「自分のスキルでいくら稼げるのか?」「作業時間はどのくらいかかるのか?」という、様々な選択肢とものさしを手に入れることができました。
学生時代に好きだったことに再びチャレンジ。
さらに学生時代に漫画家を目指していたことや、アニメーションの専門学校に通っていた経験からイラストを描いたりもしました。
学生の頃から自分のオリジナルグッズを作るのが夢だったことを思い出し、チャレンジしてみたりもしました。
この時期は、自分の「好きなこと」「できること」に時間を割いていましたね。
周囲の方からは「迷走しているなー」と写っていたと思います(笑)
ですが、何にチャレンジするにも自分の軸が全くぶれていないので「迷走」ではなく「実験」として挑戦をしている感覚でした。
きっかけは現役経営者の言葉
きっかけは、経営者の方の本や動画を見るようになったからでした。
インプットする中で経営者の方に共通していたのが、自分の強みや、やりたいことに貪欲にチャレンジしているということ。
経営者の方は本当に皆さん信じられないほど事業を起こしては失敗ということを頻繁に繰り返してたんですよね。
良質な情報を得ること以上に、失敗から学ぶことの大切さを意識して行動していました。
ブログの運営について
様々なチャレンジをしつつも、ブログはしっかりと継続していました。
メインの仮面ライダーブログでは160記事を達成。
現在はアクセスの全く無い記事をひたすら削除したため、50記事程度になっています(笑)
新しく始めた雑記ブログでは、なんとグーグルアドセンスに一発合格するという幸先の良いスタートに。
合わせても月数千円しか発生していない弱小ブログですが、少しずつ力がついてきたかなと感じています。
まとめ:大きな気付きを得た2020年でした
- 1月〜4月:転職活動を通して自分を見つめ直す時間
- 5月〜8月:定まった価値観を実現するための準備を始める
- 9月〜12月:さらに加速させるために自分のスキルを棚下ろす
と、いうことで一年を振り返ってみました。
「価値観の変化」「環境の変化」「働き方の変化」などなど、本当にめちゃくちゃ濃厚な一年でした。
特に驚いたのが、本業の会社から評価をされて給料がアップしたことです。
「会社から評価されない」という不満から始めた転職活動や発信活動。
その中で自分を見つめ直し、働き方や考え方を変えた結果、間接的に会社に貢献する形になったという信じられない現象が起きたことです。
結局、自分は会社が求めていることに注力していなかった。それだけのことだったんです。
複業での能動的な行動が、本業にまで影響を与えるとは思っても見ませんでした。
ブログ運営を行うことで、「自分は何をすべきか?」「相手が何を求めているのか?」「自分には何ができるのか?」を自然と考えるようになっていました。
そんな出来事もあり、大きな気づきを得られた2020年。
2019年はブログとTwitterを始めたばかりということもあって、インプットだけで一年が終わってしまいました。
ですがこの2020年は、自分と向き合うためのアウトプットということで、チャレンジ重視の一年で終わることができました。
たくさん失敗もしてきましたが、それでも心折れずに続けてこれたのは、変わらずに応援してくれる「家族」と「友人」「フォロワーさん」がいてくれたからだなと、心から感謝しています。
2021年も、応援してくれる人とともに成長していけるように頑張りたいです。
皆様、今年は本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします!